Turbopack FileSystem キャッシング
使用方法
Turbopack FileSystem キャッシングにより、Turbopack は next dev または next build コマンド間での処理を削減できます。有効化すると、Turbopack はビルド間で .next フォルダにデータを保存・復元し、その後のビルドと開発セッションを大幅に高速化できます。
補足: FileSystem キャッシュ機能はベータ版であり、まだ開発中です。導入するユーザーは、いくつかの安定性の問題が発生する可能性があります。まず開発環境での導入をお勧めします。
next.config.ts
TypeScript
import type { NextConfig } from 'next'
const nextConfig: NextConfig = {
experimental: {
// `next dev` の FileSystem キャッシングを有効化
turbopackFileSystemCacheForDev: true,
// `next build` の FileSystem キャッシングを有効化
turbopackFileSystemCacheForBuild: true,
},
}
export default nextConfigバージョン変更
| バージョン | 変更内容 |
|---|---|
v16.0.0 | ビルドと開発用の個別フラグを備えたベータリリース |
v15.5.0 | カナリアリリースの実験的機能として永続キャッシングをリリース |