isolatedDevBuild
実験的な isolatedDevBuild オプションは、開発環境と本番環境のビルド出力を異なるディレクトリに分離します。有効にすると、開発サーバー(next dev)は .next の代わりに .next/dev に出力を書き込み、next dev と next build を同時に実行する際の競合を防止します。
これは、自動化されたツール(例えば、AIエージェント)が開発サーバーの実行中に変更を検証するために next build を実行する場合に特に便利です。開発サーバーがビルドプロセスによって行われた変更の影響を受けないようになります。
この機能はデフォルトで有効になっており、開発環境と本番環境の出力を分離し、競合を防止します。
設定
この機能をオプトアウトするには、設定ファイルで isolatedDevBuild を false に設定してください:
next.config.ts
TypeScript
import type { NextConfig } from 'next'
const nextConfig: NextConfig = {
experimental: {
isolatedDevBuild: false, // デフォルトは true
},
}
export default nextConfigバージョン履歴
| バージョン | 変更 |
|---|---|
v16.0.0 | experimental.isolatedDevBuild 導入時期:v16.0.0 |